データ型(AS2)
Actionscript 2.0 におけるデータ型について。
cf) データ型(AS3)
プリミティブデータ型
単一の値を保持。
データ型 | 説明 |
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Boolean | プリミティブ。Boolean データ型は、true と false の 2 つの値から成ります。この型の変数に有効な値は、この 2 つだけです。宣言されていて、初期化されていない Boolean 型変数のデフォルト値は false です。詳細については、ブール (Boolean) データ型を参照してください。 |
null | プリミティブ。null データ型の値は null です。この値は、値なし、つまりデータがないことを表します。null 値の代入は、プロパティや変数に値が割り当てられていないことを示すために、さまざまな状況で使用されます。null データ型は、複合データ型を定義するすべてのクラスでのデフォルトのデータ型です。ただし、Object クラスは例外で、undefined がデフォルトです。詳細については、ヌル (null) データ型を参照してください。 |
Number | プリミティブ。このデータ型は、整数、符号なし整数、および浮動小数点数を表すことができます。浮動小数点数を格納するには、数値に小数点を含める必要があります。小数点を含まない場合、数値は整数として保存されます。Number データ型は、Number.MAX_VALUE (非常に大きい) ~ Number.MIN_VALUE (非常に小さい) の範囲の値を格納できます。詳細については、『ActionScript 2.0 リファレンスガイド』および数値 (Number) データ型を参照してください。 |
String | プリミティブ。String データ型は、16 ビット文字 (英字、数字、区切り記号など) が連続したものを表します。ストリングは、UTF-16 形式を使用して、Unicode 文字として格納されます。String 値に対する操作は、そのストリングの新しいインスタンスを返します。詳細については、ストリング (String) データ型を参照してください。 |
undefined | プリミティブ。undefined データ型の値は undefined だけです。これは、Object クラスのインスタンスのデフォルト値です。Object クラスに属する変数には、undefined という値のみを割り当てることができます。詳細については、未定義 (undefined) データ型を参照してください。 |
複合データ型(リファレンスデータ型)
複数のプロパティを持ち、それぞれの値を保持。
デフォルトで用意されているArrayクラスなどの他、独自クラスを作って複合データ型とすることが可能。
データ型 | 説明 |
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MovieClip | 複合。MovieClip データ型では、MovieClip クラスのメソッドを使用して、ムービークリップシンボルを制御できます。詳細については、MovieClip データ型を参照してください。 |
Void | 複合。Void データ型の値は void だけです。このデータ型は、値を返さない関数を指定する場合に使用します。Void は、プリミティブの Void データ型を参照する複合データ型です。詳細については、Void データ型を参照してください。 |
Object | 複合。Object データ型は Object クラスによって定義されます。Object クラスは、ActionScript のすべてのクラス定義に対する基本クラスとして機能し、オブジェクトの内部に別のオブジェクト (ネストされたオブジェクト) を配置することができます。詳細については、オブジェクト (Object) データ型を参照してください。 |
<引用元>
livedocs.adobe.com:プリミティブデータ型および複合データ型について